「どうしてあの人は、『結婚しないの?』って聞かれても返しが面白いんだろう?」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
年齢を重ねると、悪気のない一言として飛んでくる定番とも言えるあの質問。
親戚の集まり、同窓会などでは毎度登場するであろう必須のテーマ。
場の空気は穏やかなのに、その言葉を耳にすると自分の中だけ少しザワッとする。
僕は、今では結婚して子供もいますが、独身の時は「なんて答えようか」と毎回考えてましたし、
この手の質問は自分の触れて欲しくない部分でもあるので正直めんどくさいなと感じていました。
その為、「まだですね」「ご縁があれば」と無難に返して、会話をそっと終わらたいタイプ。
角は立たない。でも、なんだか味気無いし自分だけ取り残された感じがしていました。
でも、同じ質問をされても面白く返すことで場を和ませる人もいるんですよね。
空気を軽くして、笑いに変える人。自分も相手も気まずくさせない人。
観察していて気付いたのは、彼らは“面白いことを言おうとしている”という感じでは無いということ。
「場の温度感」と「自分のスタンス」をちゃんとわかった上で返している様子です。
この記事では、「結婚しないの?」と言われた時の面白い返しの特徴を5つに分けて紹介します。
結婚しないの?と言われた時の面白い返し①:まず“悪気のなさ”を受け止める余裕がある
この質問、多くの場合は本気の詮索している、というより他愛もない“世間話”です。
だからこそ、真正面から受け止めて防御をしすぎると返にトゲが出て空気が固まる。
僕は、「またその話か…」と申し訳ないですが内心で思っていました。
何とか上手いことを言って返事をしようと構えたまま返すと、どうしても言葉が硬くなる。
でも、面白く返せる人は一度受け止めます。
「ああ、この人は雑談として聞いてるな、それなら…」と判断してから返す。
例えば、「結婚しないの?」と聞かれたら、少し考えるフリをして、
「今ちょうど“人生をアップデート”しようと思っていたところです。」
意味合いとして“自分も意識している課題ですよ”というのを別の返し方で伝えている。
相手の言葉を受け止めるほんの一瞬の“間”を意識して作ってみる。
その余裕が、質問に対する返しを攻撃ではなく、やわらかい会話に変えてくれます。
感情が反応しても、焦らず受け止める。
それだけでも、返しの内容や質は今より大きく変わると思います。
結婚しないの?と言われた時の面白い返し②:「正論」で返さず、少しだけ視点をズラす
この質問に真面目に答えようとすると、どうしても重くなるのと望んでいない展開になります。
「経済的にまだでして」「タイミングがなくて」「今は仕事優先で」など、
これらは、どれも間違っていません。
でも、雑談としては真面目な方向に進みがちになるので、少しだけ空気が沈むこともあります。
一方で、面白く返す人は、“相手の共感を壊さずにズラす”のが上手いと感じています。
例えば、「結婚しないの?」に対して、
「今はしてないだけで、諦めたわけじゃないんですよ。まだ“優良物件の在庫アリ”ですから。」
あるいは、
「今ちょうど人生を“長期目線で分析中”なんですよ。狙いを定めてます。」など
真正面から否定しない。
相手の質問を否定しないものの、自分の立ち位置や感じている視点を少し横にずらす。
この“半歩のズレ”があることで、角を立てずに笑いを生みます。
無理にウケを狙う必要はありません。
ほんの少しの角度をズラだけで十分です。
結婚しないの?と言われた時の面白い返し③:自分の立場を“いじれる”強さがある
正直に言うと、この話題はセンシティブなことなので人によっては不快です。
だからこそ、無理に笑いにしようとすると、自分の心や感情が苦しくなります。
でも、面白く返せる人は、自分の状況を“面白おかしく自分で扱える”人です。
例えば、「結婚しないの?」と言われたら、
「今、自由な時間を全うすることに全振りしています。更新情報が来たら教えます。」
あるいは、「親にも同じこと言われてるんで、テンプレ回答ありますよ(笑)」
といったように、
自虐というより“自分の立場を理解している余裕”から生み出るという感覚。
これは強がりではなく、
「今の自分を否定していないですよ」という前向きなサインです。
僕は、この質問に自分の気持ちが少し負けていましたように思います。
理由として、周りのペースと比べて、自分は遅れを取っている感じがしていた。
でも、ある時に思ったんです。
結婚は競争じゃないし、他人の評価の上で自分が走る必要もない。
もっと素直にいった方が良いかな、とそう思えた瞬間、返しが柔らかくなります。
自分を受け入れている人ほど、客観的に自分を自ら軽くいじれる。
それが、面白い返しに繋がることがあります。
結婚しないの?と言われた時の面白い返し④:自分なりの“世界観”で返す
返しが面白い人は、無理に正解を探しません。自分らしい言い回しを探します。
例えば、「結婚しないの?」と言われたら、
「今、仕事と真剣に交際中なんです」とか、
「今は焦らずに“長期保有向けの優良銘柄”を探してるんですよ」とか。
これは単なる言葉遊びではなく、
現実の自分の身に引き起こっている“自分の出来事”をそのまま相手に伝えている感じです。
相手は、「この人の見方、ちょっと面白いな」と思った瞬間に、空気が和らぎます。
大事なのは、上手いことを言うことではなく、自分のフィルター(世界観)を通して返すこと。
テンプレ回答より、少し不器用でも自分の言葉の方が良い意味で、なぜか印象に残る気がします。
結婚しないの?と言われた時の面白い返し⑤:沈黙を怖がらない
意外ですが、緊張しやすい人はここが一番大きいかもしれません。
質問された瞬間、すぐに何か気の利いた返しを言わなきゃと思うと、緊張して返しが雑になります。
面白く返せる人は、一瞬止まれます。
「結婚しないの?」
「……」
少しだけ考えてから、
「いやあ、まだ“最終面接”通過してなくて、今度の週末で二次面接なんですよ。」
と冗談を入れながら、相手が一瞬期待するような返し。
この“間”と“予想外の返し”があるから笑いが生まれる。
単純に「沈黙=気まずい」と決めつけると、会話は苦しくなりますがそうでもありません。
沈黙は“次の一手を選ぶ時間(チャンス)”でもあります。
僕は、沈黙が怖かったですし、嫌でした。
今は、「どう返すと皆んなが盛り上がるかな?」と少しだけですが楽しめるようになりました。
その余白(良い意味での無)があるだけで、返しの雰囲気はずいぶんと変わる気がします。
まとめ|「結婚しないの?」への面白い返しは、自分の中に“余白(無)”を一瞬でも持つ
結局のところ、「結婚しないの?」に対する面白い返しは単純にテクニックではありません。
どれも高度な話術ではなく、“自分との向き合い方”と“伝え方”の問題なんだと思います。
- 相手の悪気を過剰に受け取らない余裕
- 真正面から戦わず、少しズラす柔らかさ
- 自分の立場をいじれる強さ
- 自分らしい世界観で話す一貫性
- 沈黙を怖がらない落ち着き
僕も「毎回聞かれるけど、どう返すのが正解なんだろう」と聞かれる度に考えていました。
でも今思い返せば、「この場を少しだけでも軽くできれば十分」と思えば良かったなと感じます。
結婚するかしないかは、人生の大きなテーマ。
それを相手の質問に対する返しの一言で、周りからジャッジされる必要はありません。
だからこそ、必要以上に防御せず、ほんの少しだけ遊び心を混ぜることを意識する。
それだけで、「結婚しないの?」はプレッシャーではなく、ちょっとした会話のネタになります。
無理に強くならなくていいし、無理に面白くならなくていいと思います。
ただ、自分の中に“余白(無)”を一瞬でも持てた時、自然と面白い返しが出てくるようになります。


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